こんにちは、現役臨床検査技師のおはるです。
認定超音波検査士の資格更新には、5年間で50単位を取得する必要があります。学会や講習会への参加には費用もかかるので、「できれば効率よく、なるべくお金をかけずに集めたい」と思いますよね。
この記事では、超音波検査士の更新に必要な50単位の集め方と、学会・講習会で取得できる単位を整理します。そのうえで、できるだけ費用を抑えるならどう組み合わせるかも考えてみました。
「とりあえず資格は保持したいけれど、更新にあまりお金をかけたくない」という方の参考になればうれしいです。普段から学会に参加している方は50単位には余裕があると思うので、この記事は読み飛ばして、ぜひ勉強時間に充ててくださいね。
※この記事では日本超音波医学会を日超医、日本超音波検査学会をJSSと表記します。
更新の条件を再確認する
認定超音波検査士を更新するには、認定期間の5年間で50単位以上を取得するだけでなく、学術集会への参加や必修講習の受講も必要です。
現在の主な更新条件は、次のとおりです。
・5年間で50単位以上を取得する
・日本超音波医学会学術集会または地方会学術集会への参加単位を含める
・資格更新のための必修講習を1回受講する
「50単位集めれば更新できる」というわけではないので、単位数だけでなく必須条件も忘れずに確認しておきましょう。
単位を取得するには?
更新単位は、学術集会や講習会への参加などで取得できます。主なものをまとめると、以下の通りです。
| 主催 | 学会・講習会 | 取得単位 |
|---|---|---|
| 日超医 | 学術集会 | 20単位 |
| 日超医 | 地方会学術集会 | 10単位 |
| 日超医 | 超音波診断講習会 | 10単位 |
| 日超医 | 地方会講習会 | 5単位 |
| 日超医 | 学術集会 教育セッション | 5単位 |
| JSS | 学術集会 | 5単位 |
※50単位の中には、日超医の「学術集会」または「地方会学術集会」への出席単位を必ず含める必要があります。JSSの学術集会・地方会への参加だけでは、この必須条件を満たせないので注意してください。
日超医・JSS以外にも、超音波検査士の資格更新単位として認められる関連学会があります。普段参加している学会が対象になっていれば、更新のためだけに新しく学会へ参加する回数を減らせるかもしれません。
対象となる学会や取得できる単位は変更される可能性があるため、参加前に日本超音波医学会の最新の指定学会・単位表を確認しておきましょう。
私も「更新のために50単位をどう集めよう」と考える前に、まず普段参加している学会や講習会で取得できる単位がないか確認するのがおすすめです。
必修講習会はどう参加する?
更新には、50単位の取得とは別に資格更新のための必修講習を1回受講する必要があります。
必修講習は更新に必要な条件なので、「50単位集まったから大丈夫」と忘れないように注意してください。
受講方法や受講期間は更新回によって確認が必要です。現在の対象者・受講方法など、詳しくは別記事でまとめています。
→ 超音波検査士の更新に必要な必修講習とは?受講方法・期限・e-learningについて解説
超音波検査士の更新費用を抑えるには?
更新単位の集め方によって、必要な費用や参加回数はかなり変わります。
以前はこの記事でも「この組み合わせなら○円」と具体的に計算していましたが、学術集会や地方会の参加費、開催方法は年度や地域によって変わります。そのため、ここでは金額を固定せず、できるだけ費用を抑えて50単位を集める考え方を紹介します。
まずは今持っている単位を確認する
一番もったいないのは、すでに取得している単位を確認せず、更新のためだけに新しく学会や講習会へ参加することです。
普段参加している学会や講習会、関連学会などで取得済みの単位がないか、まず確認してみましょう。
費用を抑えたいなら地方会も活用する
日超医の地方会学術集会は10単位取得できます。全国8つの地方会で学術集会や講習会が開催されているため、自宅から参加しやすい地方会を利用できれば、遠方の学術集会へ参加するより交通費や宿泊費を抑えられる可能性があります。
ただし、更新には日超医の学術集会または地方会学術集会への出席単位が必要です。「安く50単位になれば何でもOK」ではないので、この条件は最初に押さえておきましょう。
学術集会に参加するなら単位をまとめて取る
日超医の学術集会は20単位を取得できます。また、同時期に教育セッションなどが開催されることもあります。
たとえば2026年の第25回教育セッションは、参加費3,000円で超音波検査士の更新単位を5単位取得できました。学術集会に参加する予定があるなら、同時に参加できる講習やセッションがないか確認しておくと効率的です。
更新のためだけに参加回数を増やすのではなく、もともと参加する学会で取れる単位をできるだけまとめて取るのが、費用と時間の両方を抑えるポイントです。
オンラインで更新単位を集めることはできる?
オンラインで参加できる講習会や関連学会があれば、自宅から更新単位を取得できる場合があります。
ただし、開催方法や単位の認定条件は学会・講習会ごとに異なります。「WEB配信だから単位がもらえる」とは限らないので、申し込む前に超音波検査士の更新単位として認められるか確認しておきましょう。
また、50単位の中には日超医の学術集会または地方会学術集会への出席単位を含める必要があります。そのため、すべての更新条件をオンライン参加だけで満たそうとせず、必要な現地参加とオンライン講習を組み合わせるのが現実的です。
私ならまず必須の学術集会・地方会学術集会への参加予定を決めて、足りない単位をオンラインで取得できる講習会や関連学会で補えないか探します。
まとめ
認定超音波検査士の更新には、5年間で50単位以上の取得に加えて、日超医の学術集会または地方会学術集会への参加、必修講習の受講が必要です。
更新費用を抑えたいなら、まずはすでに取得している単位を確認して、普段参加している学会や講習会をできるだけ活用するのがおすすめです。そのうえで、地方会やオンラインで取得できる単位を組み合わせると、更新のためだけに遠方の学会へ何度も参加する負担を減らせます。
私自身、「資格はせっかく取ったから長く持っていたい。でも更新だけのためにできるだけお金も時間もかけたくない」と思って調べ始めたのが、この記事を書いたきっかけでした。
更新手続きには単位以外にも確認しておきたいことがあります。更新時期が近づいてきた方は、まず全体の流れを確認しておくと安心です。



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